ひねもす のたりのたりん

日々の出来事をのたりとつづります

エンタメ、ありがとう

久しぶりの更新だというのに、いきなり連投(笑)

 

ここ1年くらいの私の楽しみは。

小説を読むこと(これは幼少時から)、藤井風くんの曲を聴くこと、

TWICE鑑賞。

共通するのは、「別世界に連れて行ってくれる」ということだよね。

いやいや、そんなに現実が辛すぎてってことではないんだけど💦

 

小説は現代物はあまり読まなくなったなあ。

とにかく現実を離れたいから、異世界ものが多い。

怖かったりはらはらするようなものはすっかり読まなくなった。

とにかく平穏無事で、ハッピーエンドがいいの。落ち着きたい(笑)。

 

そして、紅白で話題の藤井風くん。

ユーチューブ見たり、アルバムを聴き倒していたので、最近の活躍は嬉しい♬

本当に風くんの声は最高だよね!

オリジナルも素敵な曲ばかりだけど、カバーもいい。

好きな曲歌ってるのを聴くと、あー更にいい曲!と思うもの。

feel special歌ってほしいなあ。すごく合うと思うんだ。

 

TWICEはかなり年代も違うんだけど、とにかくかわいい。

Vでわちゃわちゃしてるのも微笑ましいし、

パフォーマンスは洗練されてて見入っちゃう。

 

エンターテイメントがなかったら、今の自分はいないだろうな。

大げさでなくそう思うくらい、日ごろから励まされ、助けられてます。

ありがとうの分だけ、応援しっかりします!

 

 

暮れても明けても

新年、明けましておめでとうございます。

 

あれ?年末?まだ9月じゃないの?

そして今年何年だっけ・・?

やってくる出来事を、打席に入ったバッターのように

ひたすら打ち返すのに必死の日々が続き、気づいたら年が明けていたという💦

毎年の事、と言われればそれまでだけど、

今回の年越しが最もひどかっただろうと自覚があります。。

 

だから!

2022年の目標は定番の「健康第一」と「日々を丁寧に生きる」にしよう。

大人になると、1週間とか1か月なんてかわりばえがしなくて、

子供の頃のように「込めて」生きてない気がするから。

もう無邪気に純粋に世の中を見つめることは無理だけど、

感覚を大事にできるくらい心身ともに余裕ある生活をしよう。

 

そしてね。

もっと大事なのは。

これはあくまで今の気持ちであるということ。

うまくいかなくても、方向変換しても自分を責めないこと!

かっつかつに詰めないこと。

長年の癖から自由になって、自分を嫌わないこと。

ほんとに、いい年なのにいくつになると自分をいなしながら

うまく生きられるの?と思って情けないんだけども。

不器用さもいびつさも、味だよね。

 

マイペースに軽やかに。

皆様もどうか素敵な1年を!

嫌な思い出の利用法

 

人の顔や名前を覚えるのが苦手。

よし覚えた!と思ってもその場を離れるともうあやしい。

そんなに覚えが悪い私でも、10年以上経っても忘れられない人、出来事がある。

 

某医療系の職場で秘書をしていた時の事。

上司からの指示で、ある機械のメンテナンスのため、業者の担当者を呼んだ。

正直、憂鬱な指示だった。

なぜならこの担当者、全くアポイントの時間を守らないからだ。

 

体育会系でいいガタイをした彼は、物腰が低く「はい!」と大きな声で返事をする。

一見爽やかボーイ。

一度目は忘れたのかな。二度目は前の営業先での話が長引いたのかな。

そうやって納得しようとしたけれど、フォローの連絡もなし。

秘書という立場は、時として軽んじられる。私、なめられてる?

疑惑や疑問で頭の中がモヤモヤする。不快。

こちらから会社に電話しても不在。電話口の社員も原因わからず。

 

そうしてやってきた三度目のすっぽかし。

約束の日時を丸1日過ぎた頃やってきた彼ににっこり笑って聞いた。

「約束の日時って昨日でしたよね?

いつもいらっしゃらないけれど、何かご事情があるんですか?

それとも、日時を決めての訪問は不可能なのでしょうか。

上司の指示が遂行できず毎度困っていて、あなたのことは報告済です。

どうしたらきちんと対応して頂けるか教えて頂けませんか?

私の対応では不手際があるのでしょうか?」

キレもせず、こう切り出した私を、ぜひ褒めてほしい。

「あぁ、すみませんでした!次から気を付けますので!」

以上。・・・うそーん。

「いや、今まで一度もいらっしゃらなかったからお話してるんですよ。

私の対応がまずかったですか?それとも毎度そちらさまの都合ですか?

今後きちんと来ていただくためにどうしたらいいかのお話をしたいんです。」

「いやー、ほんとにすみません!」

・・全く話にならない。

そして迎えた次の機会、彼はやっぱりすっぽかした。。

 

頭にきた私は、彼の上司に連絡して事実説明、苦情を申し入れ誠意ある対応を求めた。

けれど、口では謝罪するものの、私を厄介者扱いしていることがバレバレ。

案の定、担当も彼のアポイント破りも変わることはなかった。

この時点で、勿論一連の出来事を上司に報告済。

上司も憤慨していたが、同業他社がないため切ることができないと言われる。

 

すっぽかしの翌日、にこにこしてやってきた彼。どういう面の皮なのだろうか。

私の仕事のスケジュールを乱していることなんて気づきもしないのがすごい。

私はこの日、初めて自分の堪忍袋の緒が切れた音を聞いたのだった。

そして初めて仕事上で相手に怒りを伝えた。

あくまで丁寧な口調で。でも、どこまでも正直に。

「ああー、怒ってますよね。すみません、まあ落ち着いてください~!」

子供をあやすような対応。

上司は自分が呼んでもこないと言っていたけれど、私がばかにされていたんだと思う。

一度キレた後、ラッキーなことに彼を呼ぶ仕事がほぼなくなった。

けれど、すっきりしたというより、時折思い出す程嫌な思い出として残っている。

 

一連の出来事で、何が嫌だったのか。

・なぜ約束の日時にこないかの説明がされない(疑問が解決しない)

・こちらの話を聞く姿勢が全くない(無視されている)

・状況が改善される望みが全くない(無責任さ、軽んじられた対応)

恐らくこの三点だろう。

怒りの感情は人前で出しづらく、仕事の場では特におさえるべきものと思ってきた。

だけれど、抑え込むばかりでは自分の心身が痛むばかり。

なので、何度も思い出していらいらするような出来事にであってしまったら、

書きだして自分が何に反応しているのか整理することにした。

すると、たまに自分でも意外な本音が出てきたりして面白い。

なんだ、無駄じゃなかったかも、と思えたらしめたもの。

 

忘れられない嫌な思い出に、心を乱されるのは悔しい。

ならば逆に利用すればいいのだ。

しまいこんだり隠したりせず、陽の光にあてて、叩きたり刻んだりして

余すことなく観察する。

そうして自分の糧にする。

そんな健やかな図太さを養っていきたい。

大人への道

最初に言っておくと、私は年齢だけなら十分な、いやかなりな大人だ。

だけれどその実、大人と呼ばれる人ならある程度身についているだろう

経済的知識が足りないし、そもそも内面に落ち着きがない。

泣いたり笑ったり、うまくいかなくて落ち込んだり、まあ忙しい。

 

そんな私が危機感を覚えたのが春。

ずっと気になっていた保険の整理と貯蓄の方向性を決めるため、

苦手意識しかなかったお金の勉強を始めた。

結果、結構楽しめた!

いや、元手があんまりないから、大きく動かせるとかそういうことではないけれど。

世の中がどういう仕組みになっていて、自分が望む方向に進むには

どういう手段を取ればいいのか知識が得られて、すっきりした。

 

少しずつ勉強を進め、保険の整理が済み、

そして先日漸く貯蓄の方も(雀の涙程度しかないけど)方向性が決まった。

はぁー・・とりあえず、お疲れ!自分!

もう体は十分大人だけど、中身も少し年齢に近づいた気分。

知識って、身に着けると余裕が生まれるんだね!

大人道、楽しんでいこう♪

 

 

 

持つか、捨てるか

今年の春は、私にとって「異世界探訪」と言ってもいいほどの日々だった。

具体的に言うと、今まで苦手で避けてきた分野の勉強を始めたのだ。

しかも2分野。1つは去年からだけど。

・・すごくない?

新しい世界に対して腰が重い自分が、よくもこんな苦手なことを2つ同時に

進めようと思ったものだ、と我ながら思う。

うん、そこは褒めたい。

 

取り組むだけなら、一時の勇気で始められる。

でも、大人の勉強において求められるのは「成果」。

自分一人の判断で始めたことであっても、自分自身にそれを求める

厳しい「内なる監督」がいるのだ。逃げられない。

 

始めた2つの勉強のうち、一つは得た知識を生かすことができた。

今後もそれを利用して「よりよい未来」を探索しようと思う。

実際勉強してみて、難しいけれど「わかると面白い」と思えたのも

大きな収穫。

勉強好きな自分が、満たされる瞬間が確かにあった。

 

もう一つの方が問題。

こちらは、得た知識や技術を生かして仕事にしたいと思って取り組んでいた。

正直、自分には無理だろうと思っていたけれど、よくよく考えると

理想の働き方ができるし、これからの時代、持っていて損のない知識だ。

それで、結構な学習費用もかけ、本気で取り組んでいたのだけれど

初夏からの体調不良により手が使えず、現在は全面的に休んでいる状態。

実は、休む前には行き詰まりを感じていた。

知識は増えても、仕事にするには応用が求められる。

元々全く畑違いの私が、仕事としてクライアントと向き合って、

求められるレベルの仕事ができるのか。

全く自信も手ごたえも感じられなかった。

この分野は、私と同じように0から初めてフリーで活動している人も多く、

ロードマップが沢山公開されているけれど。

それはあくまでその人の物だ。

「費用もかけているし、ここまでやったのだから仕事にできるよう頑張りたい」私と

「やってみて向いてないと分かったし、好きな分野とは言えない。

それだけ学んでもうOK。諦めよう」という私が脳内を行ったり来たり。

ああ、どうしよう。

 

すぐに答えを出すことを迫られずに悩めることはとても幸せだけれど、

久しぶりに、本当に悩んでいる。

持ち続けるか、捨てるか。

 

 

典型的長女

典型的長女なもので、人に頼ることも、任せることも苦手。

悪いよな~って遠慮、

これくらい平気!って強がり、

今すぐきちんとやってほしいという完璧主義もあるし、

私頑張れる!って変な根性まで出てきちゃう。

「人に頼る」というゴールにたどり着くまでのハードルの数たるや・・という

わけ。

 

私の場合、この長女気質のベースには、自己評価の低さがあると自覚している。

褒められずに育ったから、まあ自己肯定感が低い。

そして、自他ともに厳しくなる傾向が。。

 

わかってほしいのは、幼少期の刷り込みに長いこと苦しんだし、

母を恨んだこともないと言ったら噓になるけれど、

今はもうなんとも思っていないということ。

私ってそうなんだなあ、と。

考えや行動の癖の一つとしか思っていないということ。

 

でも、そのために不都合が出てくることはままあって。

今回も、一人でやらねば!とあれもこれも背負いすぎて体調をくずしてしまった。

そうすると、普段できていることが思うようにできなくなる。

心身の不快感へのいらいらプラス、やりたいことがうまくできずいらいら。

あれやりたいのに!これもできてない!私がやらないと誰がやる!

溜めれば溜めるほど、大変になるのは私なのに!となるわけ。

いつもだと完全に心を閉じて、回復するまでひたすらストレスをためながら

我慢するんだけど、今回は開き直った!

「私がやらなくてもいいじゃない!!」

夫や子供に頼りまくり、というか使いまくっている。

 

夫には主に掃除関係をお願い。

普段は大雑把だけど、掃除はきちんとやりたい私。

夫はさらに大雑把だから、期待するレベルでやってなんてくれないし、と

いつもは諦めていたんだけど。。

私と違って褒められて育った夫は、褒めると格段にスキルが上がることを

思い出した。

いつもの1.5倍の感謝の気持ちを込めながら、

やってくれた仕事を褒めると期待した以上の成果を上げてくれた。

すごい効果!!

息子は夫に輪をかけて優しいので、できることは何でも嫌がらず手伝ってくれる。

いやー、本当にありがたい。

2人とも、ありがとう♪

 

まだ回復はしていないけれど、

助けてー、頼らせてー、と言えるようになったことで、

気持ちの面ではかなり楽。

かたくなな気持ちがとけて、もっと自分に優しくしようと思う。

 

人にやさしく、は、自分にやさしく、ができていないとできない。

いつも無意識にこき使っている自分の心身のメンテナンス、

この機会にしっかりしようと思う。

・・「しっかりしよう」というのがまだ長女思考なんだけどね(笑)。。

 

 

 

 

カプセルの夏

五輪の熱気に連日の猛暑。

おまけに私の手は炎症が続いていて、なんとも「あつい」夏を過ごしている。

 

「本当」の中の「嘘」

「嘘」の中の「本当」

毎日振り回されて疲れ切ってしまったので、煽るだけの情報はシャットダウン。

私の日常を守るんだ。

 

二回目となる不自由な夏休み。

用意されたカプセルの中にいるようで、落ち着かない。

それでも時間は止まらないから、大事なものを育て、愛でる。

 

こんな時だから余計に「人にやさしく」と思う。

でも、「人にやさしく」は「自分にやさしく」なんだよね。

焦らなくていい、きちんとしなくていい、怠惰な自分も許す。

そんな練習を繰り返す。